ビーチリボス

ビーチ(ブナ / 山毛欅)の無垢フローリングって?

ビーチ

数ある樹種の中で、少々地味な無垢フローリング、ビーチ(ブナ / 山毛欅)の無垢フローリングについて少し深堀り。

無垢フローリングの販売をさせて頂いており肌で感じることは、やはり名前が有名な樹種はよく売れて、いくら木としての性質が優れていても名前が無名な樹種は売れにくい傾向にあります。

誰もが一度は耳にしたことがあるようなオークやスギ、ヒノキ、ウォルナットなどはその施工事例も多いためイメージがつかみやすいのかも知れません。

しかし、その説に当てはまらないのがビーチ(ブナ / 山毛欅)で、確かに「ビーチ」は聞き馴染みがないかも知れませんが、「ブナ」は結構有名な名前ではないでしょうか。

よく子供の積み木や木製玩具などにも用いられており、比較的馴染みのある樹種ではないかと思いますが、記憶にある限り、東映京都撮影所で、足音を録音するための場所に1畳ほど施工させて頂いた以外、正直ここ数年販売実績がありません。

まぁ無垢フローリングとして良い樹種か…と云えば積極的に勧めるような樹種ではないため普段から意識していなかったからかも知れません。

そんなビーチ(ブナ / 山毛欅)の無垢フローリングに久しぶりに触れてみて、写真の左が「無塗装」で右が「自然塗料(透明つや消しオイル仕上げ)」なのですが、表情は非常に優しく、清潔感のある印象。

色調の濃淡差も少なく、明るい色調でどんな家具にでも合わせやすく、個人的にはリボス クノス#200「白木」あたりで仕上げて無塗装のような美白をキープさせたらかなり魅力的なのでは…と思います。

あまり売れない理由を考えると価格の面で安い樹種ではないと云う点もありますが、一番の理由は樹種自体の反りや捻じれなどがある点のような気もします。

ブナは感じで「山毛欅」と書きますが、木ヘンに「無」とも書き、一説には材木として利用しにくいことからこの字があてられたそうです。
確かに他の樹種と比較して今時の無垢フローリングにしては…精度は60点…と云ったレベルです。
まぁ僕の知っている工場だけのことで、ひょっとしたら抜群の精度を誇るブナの無垢フローリングがあるのかも知れませんが…。

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