スギワトコオイル

樹脂ワックスを塗ってしまいどうしようもなくなった無垢フローリングを…

スギ

以前、このブログで「無垢フローリングで絶対やってはいけないこと」と題して書きました、賃貸物件で入居者様が樹脂ワックスを塗ってしまった杉の無垢フローリング。

その後、ワックス剥離剤で除去作業を試みましたが内部までワックスが染み込んでしまっており、また塗布ムラもかなりあったため、残念ながら剥離剤では除去しきれず、かなり酷い有様に。

自然塗料で仕上げてもやはり…な状態。

通常ここまでになってしまうと張り替え…が頭をよぎるのですが、その1歩手前の荒業、「ヴィンテージ化」をすることになりました。

杉は赤身の部分に多量のタンニンを含んでおり、アルカリ性で反応して古くなったお寺の床の杉のように真っ黒になります。

そのためアルカリ性の洗剤などで反応を促すとこのように赤身は真っ黒になり白太の部分は反応せず、こう云ったパッキリ白黒分かれた状態になります。

これはこれでまるで鉄刀木(タガヤサン)のような色調(硬さは真逆ですが…)で面白いのですが、少し濃淡差を抑えるため、ワトコオイル W-11 ドリフトウッドで仕上げの塗装。

これで濃淡差は少し収まり、ドリフトウッド特有のグレーが入ることでどこか錆びたようなヴィンテージ感のある無垢フローリングに大変身。

まぁ完全に樹脂ワックスのシミや汚れ、ムラなどが見えなくなるワケではありませんが、こうすることで目立ちにくくなり味のある無垢フローリングになりました。

無垢フローリングをリカバリーさせる方法は色々ありますので、張り替えや増し貼りなどを検討する前にご相談下さいね。

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