【施工事例】西宮市|スギ無垢フローリングの研磨補修で愛着ある住まいを再生
今回は、西宮市にて施工させていただいた「スギ無垢フローリングの研磨補修」事例をご紹介します。
この現場では、長年暮らしとともに味わいを増したスギの床材が、ペットの爪による傷や日常的な使用で大きく傷んでおりましたが、エコロキアによる丁寧な研磨と自然塗料による再仕上げによって、美しく甦りました。
ペットの足跡が刻んだ“浮造り”のような床
施工前、現地調査の段階では「工場で加工された浮造り仕上げ」かと思われた床材でしたが、実際に施工に入るとその正体は、ワンちゃんが長年歩いたことで生まれた“天然の浮造り”でした。
木の年輪のやわらかい部分(夏目)が爪で削れ、硬い冬目だけが残った状態で、見た目には立体的な木目が強調された趣ある床になっていたのです。

導線と家具下の差をどう活かすか
ワンちゃんがよく歩いたであろう導線部分では、最大1.5mm程度も凹んでおり、逆に家具の下など使用されていなかった場所はフラットなまま。
全面を平らに戻すこともできますが、あえて“深追い”せず、全体のバランスを見ながら研磨を行い、小傷を目立たなくしつつ自然な凹凸を残す方向で仕上げることにしました。

仕上げは自然塗料「リボス クノス 白木オイル」
研磨後の仕上げには、エコロキアで人気の自然塗料「リボス クノス No.244-200 白木オイル」を予定しています。
木の呼吸を妨げず、自然な質感を残しつつも保護性のある仕上がりが得られるこの塗料は、スギの柔らかな木目と相性抜群です。
塗膜を作らず、木の風合いを活かす
ウレタン系の塗装とは異なり、表面に強固な塗膜を作らないため、木の肌触りや足ざわりをそのまま楽しめるのがオイル塗装の魅力。
特に「白木オイル」は、スギの赤味を抑えつつ自然な色合いを保つため、経年変化もゆるやかに進み、長く美しく楽しめます。
暮らしの記憶を刻んだ床に、再び命を吹き込む
今回のように、無垢フローリングは傷がついても「削って再生」することができます。
張り替えとは違い、今までの時間を受け継いだまま、もう一度美しい状態へと蘇らせることができる——それが無垢材の最大の魅力です。
「削って終わり」ではない、手間の先にある愛着
施工担当者も「このくらいダメージがある床ほど、きれいになる過程が本当にやりがいがある」と語るように、手をかけることで愛着が増していくのが無垢材の良さ。
仕上がりを見たお客様の喜びもひとしおで、私たちもこの仕事の価値を改めて実感しました。
「手をかける贅沢」が日常を豊かにする
今回の西宮市でのスギ無垢フローリング研磨補修では、削って整え、自然塗料で仕上げることで、ダメージを受けた床が見違えるほど美しく再生しました。
無垢材は、使い捨てではなく「使い続ける」素材です。傷も思い出として刻みながら、丁寧に手をかけて育てていくことができます。
エコロキアでは、こうした無垢フローリングの再生・補修「ムクリペ」サービスを通じて、“不便を楽しむ贅沢”を提案しています。
「張り替えるにはもったいない」「思い出の床を残したい」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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