無垢フローリング再生工事の現場から
今回エコロキアでは、一戸建て住宅の無垢フローリング再生工事を行いました。
経年によって表面の艶や色合いが失われていた床も、表面を数ミリ研磨し、自然塗料で再仕上げすることで、まるで新築時のような美しい木肌が蘇ります。
無垢フローリングは「削って再生できる」ことこそが本当の価値。張り替えを前提とする合板フローリングや複合フローリングとは根本的に違う点です。

床材の美しさを取り戻すこの作業は、まさに無垢フローリングの真骨頂ともいえるものです。
削って再生できる──無垢フローリングの本当の価値
張り替えではなく「再生」という選択
一般的な床材は傷んだら張り替えるのが常識とされていますが、無垢フローリングは違います。表面を研磨して再仕上げすることで、何度でも再生可能。
これは木が本物であるからこそできる贅沢な特性です。
サステナブル建材としての無垢フローリング
最近では「SDGs」や「サステナブル」という言葉を耳にする機会が増えています。無垢フローリングの再生は決して大袈裟な話ではなく、次のような具体的な環境負荷低減に直結します。
- 張り替え工事で発生する廃材を削減
- 新材の製造・輸送に伴うCO2排出を抑制
- メンテナンスで長く使うことで森林資源の保全に貢献
「木は育てながら使う素材」。再生できること自体がサステナブルな循環の一部といえるでしょう。
無垢フローリング再生とコストの関係
張り替えにかかる費用
無垢フローリングを全面的に張り替える場合、次のような費用が発生します。
- 既存床の解体費
- 撤去・廃材処分費
- 新しいフローリング材の購入費
- 張り込み・下地調整などの施工費
こうした費用を合計すると、決して安価な工事ではありません。
再生工事なら約1/3のコストに
一方で、研磨と再塗装による再生工事であれば、新材を購入する必要がなく、既存床を活かせるため、張り替えに比べて約1/3程度の費用に抑えられるケースも少なくありません。
つまり無垢フローリング再生は「環境にやさしい」だけでなく、家計にもやさしい選択なのです。
施工事例:中古住宅での無垢フローリング再生
今回の施工現場は、売却予定の中古一戸建て住宅でした。
内覧前に床材を再生することで、室内の印象を大きく高めることができます。
無垢フローリングは、研磨再仕上げを行えば素材価値が再び際立ち、買主へのアピールポイントになるのです。
また近年は、中古住宅市場の拡大に伴い、次のようなご相談も増えています。
- 「床材が無垢っぽいけれど、樹種や仕上げが分からない」
- 「購入前に再生できるかどうか確認してほしい」
- 「入居前にフローリングを研磨してきれいにしたい」
中古住宅の価値を高める上でも、無垢フローリングの再生は非常に効果的な方法といえるでしょう。

カラーフロアで覆う前に──ぜひご相談ください
劣化や色あせが気になるからといって、既存の無垢材の上にカラーフロアや複合フローリングを重ね張りするケースがあります。
しかしこれはとてももったいないことです。
なぜなら、無垢材はわずか数ミリ削るだけで新しい表情が蘇る素材だからです。
本来ならまだまだ使える無垢材を隠してしまうのは、せっかくの資産を眠らせてしまうのと同じ。
エコロキアでは、実際に床を確認した上で、再生可能かどうかを診断いたします。
ぜひ張り替えを検討する前にご相談ください。
無垢フローリングは「育てる素材」
経年変化を楽しみ、再生して長く使う
無垢材は時間とともに色合いや風合いが変化していきます。これは「劣化」ではなく「経年美化」とも呼ばれるもの。
しかし、傷や汚れが気になったタイミングで研磨して再仕上げすることで、新しい表情が現れます。そしてそこからまた10年、20年と暮らしを共にできるのです。
サステナブルな暮らしを実現
張り替えずに再生するという選択肢は、環境・経済・文化すべてにプラスの価値をもたらします。
木材を大切に扱い、長く付き合っていくことこそが、次世代につながるサステナブルな暮らし方です。

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