パウロニア(キリ / 桐)

桐はタンスだけじゃない!その魅力と桐の無垢フローリングを徹底解説

パウロニア(キリ / 桐)

桐のタンスが愛され続ける理由

桐(きり)は、日本で古くから家具や建具に使われてきた木材です。
その中でも「桐のタンス」は、高級家具として代々受け継がれる存在として有名です。なぜ桐のタンスがこれほどまでに愛されるのか、その理由を見ていきましょう。

1. 調湿効果で大切な衣類を守る

桐は、木材の中でも特に吸湿性と放湿性に優れており、湿度が高い夏場には余分な湿気を吸収し、乾燥しやすい冬場には蓄えた水分を放出します。このため、桐のタンスにしまっておくと、着物や高級衣類が湿気や乾燥から守られ、長く美しい状態を保つことができます。

2. 防虫効果が高い

桐には独特の成分が含まれており、虫が嫌う性質があります。そのため、衣類を虫食いから守る効果が期待できます。この特性は昔から注目されており、特に着物の収納に桐のタンスが用いられてきました。

3. 軽くて扱いやすい

桐は非常に軽い木材でありながら、しっかりとした耐久性を持っています。この軽さのおかげで、大型のタンスでも持ち運びや移動が比較的簡単です。引越しや模様替えの際にも重宝されます。

4. 火災から守る耐火性

驚くことに、桐には他の木材よりも高い耐火性があります。表面が炭化することで内部を守る性質があり、大切な衣類を火災から守る可能性もあります。この点は古い時代から重宝されてきた理由のひとつです。

桐の無垢フローリングはどうなのか?

桐はタンスに限らず、無垢フローリングの素材としても注目されています。

しかし、一般的なフローリング材としては少し珍しい存在でもあります。では、桐の無垢フローリングにはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

1. 断熱性が抜群

桐は木材の中でも気泡を多く含む構造をしており、非常に高い断熱性を持っています。そのため、桐のフローリングは冬でもヒヤッとせず、裸足で歩いても快適な温もりを感じられます。冷え性の方や、床暖房がない住宅に特におすすめです。

2. 柔らかさが魅力

桐は非常に柔らかい木材で、足に優しい触感が特徴です。お子様がいるご家庭や、長時間立って作業をするキッチンの床材としても人気です。ただし、柔らかい分、傷がつきやすいというデメリットもあります。傷を味わいとして楽しむか、ラグやマットで保護するなどの工夫が必要です。

3. 湿度調整機能が快適な空間を作る

桐の調湿効果はタンスと同様にフローリングでも発揮されます。梅雨の湿気が多い時期には余分な水分を吸収し、乾燥する冬場には適度な湿度を保ちます。この効果により、室内の空気が快適に感じられます。

4. 軽量で施工がしやすい

桐は他の無垢材と比べても軽量であるため、施工がしやすいというメリットがあります。また、軽量な木材であることから、2階以上のフローリング材としても適しています。

5. 経年変化が穏やか

桐は経年変化による色味の変化が控えめです。そのため、長期間使用しても美しい状態を保ちやすい点が魅力です。長く使いたい方にはぴったりの素材といえます。

桐の無垢フローリングに向いている人とは?

桐の無垢フローリングには独自の魅力がありますが、その特性を考えると、以下のような方に向いていると言えます。

  • 冬場でも快適に過ごしたい方:断熱性が高いため、冷たい床が苦手な方に最適です。
  • 自然素材にこだわる方:桐の自然な調湿効果や環境への優しさを重視する方におすすめです。
  • 軽いフローリング材を求める方:特にマンションのリノベーションや2階以上の住宅で軽量素材を探している場合に適しています。

桐のタンスと無垢フローリングで叶える快適な暮らし

桐はタンスとしての人気だけでなく、無垢フローリング材としても優れた特性を持つ木材です。
湿度調整や断熱性、軽量性といった機能性は、現代の住まいづくりにもマッチしています。また、その優しい質感や自然な風合いは、他の無垢材では味わえない魅力があります。

「桐は柔らかすぎる」「傷がつきやすい」というデメリットを気にする方もいるかもしれません。しかし、それを補うための工夫次第で、長く快適に使用できる素材でもあります。例えば、メンテナンスを楽しみながら暮らすという「不便を楽しむ」視点で取り入れるのも素敵な選択です。

桐のタンスは、伝統的な知恵と現代にも通じる実用性を兼ね備えた家具として、今なお高い人気を誇っています。一方で、桐の無垢フローリングはその柔らかさや調湿効果、断熱性などから、新たな住空間の可能性を広げてくれる素材です。

日本の伝統と自然の魅力を感じられる桐の製品。タンスとして、またフローリング材として取り入れることで、桐の良さを日々の生活の中で実感してみてはいかがでしょうか?

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