パイン

ボルドーパインとは?無垢フローリングとしての魅力・歴史・レッドパインとの違いを徹底解説

パイン

ボルドーパインとは?無垢フローリングとしての注目ポイント

無垢フローリングの中でも、近年特に注目されているのがボルドーパイン(Bordeaux Pine)です。柔らかな肌触りと明るい色合い、豊かな節の表情が特徴で、「育てる床材」として長年にわたって愛されてきました。

ボルドーパインはフランス南西部のボルドー地方を原産とするマリティムパイン(Maritime Pine)=海岸松から作られた無垢材で、ヨーロッパでは古くから建築や家具に使用されてきた伝統ある素材です。

今回はあらためてそのボルドーパインの魅力や特徴、レッドパインとの違い、そしてなぜこの地域に大規模な植林が行われたのかという歴史的背景まで、無垢フローリングの専門家の視点から詳しくご紹介します。

フランス・ボルドー地方に広がるボルドーパインの森の物語

砂地を緑の森に変えた国家事業

ボルドーパイン(マリティムパイン)は、もともとフランス南西部のランド地方(Les Landes)という地域に自生していた針葉樹です。このエリアは、かつては風によって舞い上がる砂や湿地によるマラリア被害が深刻で、人が住むには適さない荒れた土地とされていました。

しかし、1857年にナポレオン3世が打ち出した「ランド地方の砂地改良法」によって、状況は一変します。風の侵食を防ぎ、湿地を乾燥させるための大規模な植林政策が実行に移され、植えられたのがマリティムパインでした。

この事業により、ランド地方は広大な人工林地帯へと姿を変え、現在では東京ドーム20万個以上の面積を誇るヨーロッパ最大級の林業地帯となっています。

ボルドーパイン無垢フローリングの特長と魅力

1. 明るく清潔感のあるナチュラルな色味

ボルドーパインの無垢フローリングは、黄味を帯びた明るい木肌が特徴です。白い壁や北欧系のインテリアと非常に相性が良く、ナチュラルで温かみのある室内空間を演出します。クリアオイル仕上げであれば、木そのものの表情が際立ち、空間全体がやさしい雰囲気に包まれます。

2. 豊かな節の表情と個性

無垢フローリングならではの味わいとして、「節の表情」が挙げられます。ボルドーパインは大小の節が自然に点在し、1枚1枚が異なる表情を見せてくれます。均一なデザインではなく、自然のリズムを感じる床材として、空間に個性を加えてくれます。

3. 素足で感じる心地よい柔らかさ

パイン材全般に言える特徴ですが、ボルドーパインも柔らかく、足裏への当たりがやさしいのが特長です。特に夏場はベタつきにくく、冬でも冷たくなりすぎないため、年中素足で心地よく過ごせる無垢フローリングとして人気です。

ボルドーパインとレッドパインの違いとは?

ボルドーパインとよく比較されるのが「レッドパイン(欧州赤松)」です。どちらもパイン系の無垢フローリング材ですが、細かい違いがあります。

色味と木目の違い

  • ボルドーパイン:明るい黄味がかったナチュラルな色合い。節はダイナミックで力強い。
  • レッドパイン:赤味が強く、節は小さくナチュラルな印象。

インテリアのテイストによって選ぶ材が変わりますが、よりワイルドな雰囲気を求める方にはボルドーパインが適しています。

耐久性・密度の違い

レッドパインはやや柔らかすぎて凹みが出やすいという難点もあります。一方、ボルドーパインは密度が高めで耐久性があり、長く使うほどに飴色へと経年変化していく美しさがあります。

ボルドーパイン
レッドパイン

ボルドーパインの無垢フローリングが選ばれる理由

自然素材で安心・安全

ボルドーパインの無垢フローリングは接着剤や合板を使っていない天然素材100%の床材です。お子さまやペットがいるご家庭でも安心して使用でき、自然の香りや調湿性も魅力です。

経年美化を楽しめる“育てる床”

使えば使うほど、日光や空気に触れてだんだんと深みのある飴色に変化していきます。この経年美化が無垢フローリングならではの魅力であり、「床が育つ」という感覚を日々の暮らしで実感できるのです。

エコロキアのボルドーパイン無垢フローリング

私たちエコロキアでは、高品質なボルドーパイン無垢フローリングを国内在庫にて販売しています。無塗装、オイル仕上げ、スプーンカット加工やペット用塗装など細かなご要望にも対応可能です。

無垢フローリングは、素材によって空間の印象や使い心地が大きく変わります。中でもボルドーパインは「美しさ・快適性・経年美化・価格」のバランスに優れた、初心者にも扱いやすい無垢材です。

フランスの大地で育ち、ヨーロッパの家々を支えてきたこの木材には、人と自然が共存する知恵と歴史が詰まっています。

あなたの暮らしにも、そんな“物語のある木”を取り入れてみませんか?

コメント