ウッドデッキセランガンバツ

【22年ノーメンテでも健在】セランガンバツ製ウッドデッキの驚くべき耐久力と、今こそ考えたいメンテナンスの必要性

ウッドデッキ

平成15年築、セランガンバツのウッドデッキが迎えた22年目の現実

今回ご紹介するのは、とある公共施設に設置されたセランガンバツ製のウッドデッキです。
施工されたのは平成15年(2003年)、つまり今年で22年目を迎えました。

多くの人が日々歩き、腰を掛け、雨にも日差しにもさらされてきたこのウッドデッキ。
現在もなお使用されているその姿を見ると、セランガンバツの「耐久性」という言葉が、ただの宣伝文句ではないことがよくわかります。

銀白化してなお、骨格は健在

22年の歳月は、木材表面をしっかりと白銀化させています。これはセランガンバツに限らず、天然木の屋外使用で避けられない自然現象です。
ただし、この「銀化」は見た目の話であって、木材の芯材がしっかりしていれば強度や耐久性には問題ないという点も見逃してはいけません。

実際、全体としてはきしみも少なく、板材の反りや抜け落ちもほぼ見られない状態でした。
セランガンバツというハードウッドの底力を体現したような事例です。

しかし一部に腐朽が進行。ビス穴からの雨水浸入が原因か

このように全体はしっかりしていても、局所的に大きく損傷している箇所も見られます。


その多くは「ビス穴」や「板端」のあたりから劣化が進行しており、写真のように一部が崩壊状態になっていました。

これは典型的な雨水の侵入と乾燥不良による腐朽です。
木材は水に濡れること自体は問題ではなく、「濡れた後に乾かないこと」が問題。特にビス穴のような小さな凹みに水が溜まり続けると、内部から劣化が進行してしまいます。

セランガンバツだからこそ、メンテナンス次第で“30年”も目指せる

今回のデッキは「ほとんどノーメンテナンス」でここまで持ちこたえたという、ある意味で奇跡的な事例ですが、逆に言えば、適切な施工とメンテナンスがあればさらに10年以上は延命できた可能性が高いということです。

セランガンバツを長持ちさせるためのポイント

  • ビス穴の処理(シーリングやキャップで水が入らないようにする)
  • 定期的な清掃と汚れの除去(藻や砂が水を保持してしまう)
  • 年1〜2回の浸透性塗料の塗布(色戻し+防水保護)
  • 端部や切り口の防腐処理

これらをきちんと実施すれば、セランガンバツのような高耐久木材は30年近く現役で使い続けることが可能です。

公共施設だからこそ、安全性と美観の両立が求められる

不特定多数の人が利用する公共空間においては、「壊れる前に対応する」ことが非常に重要です。
腐食した木材に足を引っ掛けたり、トゲが刺さるといった事故のリスクもありますし、施設の印象そのものも悪くなりかねません。

特に今回のように段差やステップ部分で劣化が進んでいる場合、バリアフリー面でも大きな問題となる可能性があります。

ハードウッドの“過信”は禁物。素材を活かすのは施工と維持管理

セランガンバツは確かに「トップクラスのハードウッド」と言われるだけの性能を備えています。
しかし、「何もしなくてもずっと持つ」という認識は正しくありません。

木材は“生き物”です。
いくら強い素材でも、使い方や環境によっては劣化しますし、それを防ぐのが施工とメンテナンスの役割です。

今回の事例のように、優れた素材であっても施工や維持が伴わなければ寿命を縮めてしまうという事実は、木材を扱う全ての人にとって学びとなるはずです。

ウッドデッキは「作って終わり」ではない

  • セランガンバツは22年経っても全体は健在
  • しかしビス穴や端部からの腐食は進行
  • 適切なメンテナンスがあればさらに長寿命も可能
  • 公共施設では安全性と景観維持のための点検が不可欠

セランガンバツやウリンなどハードウッドの補修・交換・再塗装もエコロキアにお任せください

当社エコロキアでは、天然木デッキの販売・施工・メンテナンスを一貫して行っております。
「古くなってきたけど張り替えるほどではない」「部分的に補修したい」「プロに一度診断してほしい」といったご相談も大歓迎です。

👉 天然木ウッドデッキの施工・メンテナンス事例はこちら

今あるデッキを長く、美しく、安全に使い続けるために——。
木を知り尽くした私たちが、最適なご提案をいたします。

コメント