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鶴橋の古民家民泊プロジェクト!カフェ板の床を研磨してみた

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カフェ板を「ムクリペ」でサンディング

大阪・鶴橋のコリアンタウンにある築80年以上の古民家

この歴史ある建物を外国人観光客向けの民泊にリノベーションしている法人様から、床の研磨のご依頼をいただきました。
今回施工したのは「カフェ板」と呼ばれるフローリング材。ホームセンターなどで手に入り、DIYでも人気がある杉の板ですが、果たして民泊の床としてどこまで通用するのか? 研磨を通じて見えてきた特徴と、その仕上がりについてお話ししたいと思います。

カフェ板とは? DIY人気の裏にある特徴と難しさ

カフェ板は、その名の通りカフェなどで使われることを想定した杉材の板。比較的安価で、ラフな見た目が特徴のため、ヴィンテージやインダストリアルな雰囲気を求める人に人気があります。

しかし、DIY向けとして流通していることもあり、一般的な無垢フローリングと比べると、以下のような違いがあります。

  • 土足向けのため、プレナー傷や節の欠けが多い
  • 含水率が高めで、収縮や反りのリスクがある
  • サネ(フローリング同士を接合する部分)の精度が低め
  • 厚みや幅に若干のばらつきがある

ラフで味のある雰囲気が好き!」という人には適していますが、住宅や素足で歩く空間には向かない場合も。今回は民泊ということで、多少のラフさは歓迎されるものの、宿泊者が心地よく過ごせるように、できる限りの研磨を施しました。

カフェ板の研磨作業:プレナー跡を消すことが最大の課題

施工前に確認すると、やはりプレナー傷が目立ちます。プレナーとは木材を平らに削る機械ですが、カフェ板は仕上げの精度が高くないため、この加工跡がそのまま残っていることが多いのです。

また、節の抜けや欠けもあるため、全体をフラットに整えるにはしっかりとした研磨が必要。今回は、プレナー跡が消えるレベルまでしっかり削り、表面のなめらかさを向上させることを目標にしました。

お施主様によるオスモ塗装…ムラが出る可能性も?

今回のご依頼では、研磨後の塗装はお施主様ご自身が行うとのこと。使用するのは「オスモ」という自然塗料です。

オスモは無垢フローリングの仕上げとして非常に人気のある塗料ですが、DIYで塗るとなると少し注意が必要です。特に、カフェ板のように木材の含水率が高く、質感が一定でない場合、塗りムラが発生しやすい のです。

オスモはウエスやスポンジで薄く均等に塗り広げる のがコツですが、カフェ板は木の部位によって吸い込み方が違うため、一度に多く塗りすぎるとムラになります。できれば、塗装の工程もプロが担当するのが理想ですが、今回はお施主様が「DIYでやってみたい!」とのことで、仕上げのアドバイスをしながら施工を完了しました。

まとめ:カフェ板を使うなら「粗野な味わい」と「施工の工夫」を理解して

今回の研磨を通じて、改めてカフェ板の特徴がよく分かりました。

カフェ板のメリット
✔ 安価でDIY向け
✔ ラフでヴィンテージ感のある雰囲気
✔ 店舗やオフィスなどの「土足前提」の空間には向いている

カフェ板のデメリット
✖ プレナー傷や節の欠けが多い
✖ 無垢フローリングほどの精度はない
✖ 含水率が高く、塗装ムラのリスクがある

もしカフェ板を採用するなら…
素足ではなく土足利用が前提 の空間で使う
✅ 施工時に研磨をしっかり行い、プレナー跡を消す
✅ 塗装は慎重に、できればプロに依頼する

このようなポイントを押さえておけば、カフェ板も魅力的な選択肢になり得ます。

今回の施工現場である鶴橋の古民家民泊プロジェクト
異国情緒あふれる街で、新たな息吹を吹き込まれた歴史ある建物が、これからどんな空間へと生まれ変わるのか。楽しみです!

もし、「カフェ板の床をきれいにしたい」「無垢フローリングの研磨を検討している」という方がいれば、ぜひ一度ご相談ください。どんな床でも、新たな表情を引き出すお手伝いをいたします!

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