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説明
ミャンマーチークとは
ミャンマー チーク[Myanmar Teak]はビルマチークの名でも親しまれており、アメリカン・ブラック・ウォルナット、マホガニーと並び世界三大銘木のひとつに数えられています。
ミャンマー チークは数ある木材の中でも非常に優れた材として世界中で愛されておりますが、Tectona hamiltoniana(Dahat Teak) はミャンマーの固有種で、現在絶滅危惧種に指定されています。
ミャンマー チークは高樹齢のため杢目が詰まって色調は濃く、もともと木に含まれる油分が多く、天然のオイル成分テクトキノンを多量に含んでおり、シロアリなどの害虫に強く、抜群の寸法安定性を誇ることから古来より船の甲板にも使用されており、照りつける太陽、荒ぶる潮風にさらされても精度に狂いが少なく、美しさが保たれると云われ、タイタニック号、クイーンエリザベスII世号、カティーサーク号、飛鳥IIなど名だたる豪華客船から戦艦「大和」、「三笠」などの軍用艦にも用いられていたことは有名です。
その美しさから建築内装材としてもフローリングはもとより、装飾材としても愛されており、日本では明治11年日本初のリゾートホテルとして誕生し、ヘレン・ケラーやチャールズ・チャップリン、ジョン・レノンとオノ・ヨーコなど数々の著名人に愛されている箱根・宮ノ下の富士屋ホテル、ホノルルのハレクラニやタイのマンダリン・オリエンタル・バンコクなどに用いられています。
同じ「チーク」でもインドネシア・チークと比較して高樹齢で杢目が綿密で色調が濃いめであることが特徴です。
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