少しずつ、しかし確実に蘇る無垢の床
今月から本格的に入らせていただいている大阪市内のグループホーム様でのシルバーチェリー無垢フローリングの研磨工事ですが、ようやく全体の1/4ほどの再生が完了しました。
築年数を経て、施設として日常的に使われてきた床には、
- 車椅子やキャスターの通行による凹み
- 消毒用の薬剤による黒ずみ
- 傷や摩耗、色褪せ
など、さまざまなダメージが蓄積していました。
しかし、無垢フローリングの強みは「削って再生できる」こと。スタッフ全員で協力しながら、毎日少しずつ、フローリングを本来の姿へと蘇らせています。
再研磨が可能な無垢フローリングだからできること
削れば美しく戻る、それが無垢材の魅力
合板フローリングでは表面材が薄いため研磨による補修には限界がありますが、無垢フローリングであれば、厚みがしっかりある分、何度でも削って再生できるという大きなメリットがあります。
今回のように、廊下や食堂など人の往来が多い施設でも、研磨+再塗装で新品同様の美しさを取り戻すことが可能です。
工程の一例をご紹介
毎日ブログに書く内容が「研磨の話ばかりになってしまう」のも納得なほど、丁寧に地道な工程を重ねています。
- #80で粗削りして凹みや黒ずみを取り除き
- #240で仕上げ研磨をかけて滑らかな表面を作り
- シーラー→再研磨→トップコートで木の保護と美観の保持を行います
この作業を、1部屋ずつ、1廊下ずつ、施設全体にわたって繰り返しています。
来週は2日ほど別現場(ウッドデッキの施工)も挟みますが、基本的にはこのグループホーム様の研磨作業に今月いっぱい付きっきりとなる予定です。

ご入居者様からの反応も上々です
研磨が完了した廊下や食堂などでは、スタッフ様・ご入居者様から
「すごくきれいになったね」
「木の匂いが戻った気がする」
「滑らかになって歩きやすい」
など、うれしいお声をいただいています。
特に高齢者施設では、視認性や安全性の向上も重要なポイントです。
美しさだけでなく、清掃のしやすさや衛生面でも、しっかりとした仕上がりをご提供できるように心がけています。

「貼り替え」ではなく「再生」の選択を
無垢フローリングは、一度貼れば「終わり」ではなく、育てていく素材です。
年月とともに味わいを増しながら、そして必要に応じて削って再生することで、新築時と同じような美しさを何度でも取り戻すことができます。
「そろそろ床を貼り替える時期かな…」と思ったとき、
「一度、再研磨での再生が可能かどうか」もぜひご検討いただければと思います。
これから施設を新築・リフォームされるご担当者様にも、無垢フローリングの可能性を知っていただければ幸いです。

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