スギパインヒノキ

サーモ加工(炭化処理)木材は凄い!

スギ

サーモアッシュやサーモオークなど各社様々な呼び名でサーモ加工を施した無垢フローリングやウッドデッキなどを取り扱っておりますが、意外と知られていない「サーモ加工」についてご説明したいと思います。

簡単に云うと、特殊な窯(窒素加熱処理装置)またの名をオートクレーブと云う装置の中に木材を入れます。

この窯の中に木材を入れると中の空気が抜かれて真空になり、窒素ガスを入れて加圧して熱を加えると中の温度は200℃ぐらいになり、木材が燃えることなく木材内部の水分や養分、樹液が抜けて腐りにくく、寸法の安定性も良くなると云う装置です。

このサーモ加工を施すことで木材は「炭」に近い状態になり内部まで茶色くなります。

前述したように木材内部の樹液や養分がなくなるおかげで非常に高耐久で腐りにくくなり、施工性の良い針葉樹にもかかわらず薬剤による防腐処理などを必要とせず屋外での使用も可能になります。

こちらは国産赤松のルーバーですが、流石に無塗装なので色褪せはしておりますがもう屋外で数年経過しているそうですが腐りは見られません。

外壁やウッドデッキとしての使用も全く問題ありません。

軒天などの使用も時々赤身と白太が混ざったレッドシダーを貼っているお宅を見掛けますが、白太はすぐに腐ってしまうので、このサーモ加工を施した羽目板を使用した方が絶対にオススメです。

もちろん屋内の天井、壁材、床材としても使用できます。

因みに裏話ですが「サーモ加工」と名乗っていても、このオートクレーブで加工をせずにアンモニアなどの薬剤処理で見た目を似せているような偽物の「サーモ加工」をしている無垢フローリングも結構あるので注意が必要です。

エコロキアでは国産のスギ、ヒノキ、マツを用いたウッドデッキ、フェンス材、枕木、そして無垢フローリング、羽目板のサーモ加工品の取り扱いを只今準備中で、ゴールデンウィーク前までには!…と頑張っております。

正直、ソフトウッドのデッキ材は薬剤処理をするかレッドシダーやレッドウッド、オーストラリアサイプレスのような特殊な木材でなければ…と思っておりましたが、今回このサーモ加工を施した国産材は非常に魅力的でプロの方にも是非使って頂きたいですし、特にDIYでウッドデッキをお考えの方ならハードウッドはその名の通り硬くて搬入も施工も大変なので、この国産針葉樹での施工は加工精度も良くオススメですよ。

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