シルバーチェリーこと「カバザクラ」という名前には「桜」という言葉が含まれていますが、実際には春に花を楽しむ桜(サクラ属)とは異なる樹種です。
これらの木は分類上も性質上も異なるため、その違いを詳しく解説します。
分類の違い
カバザクラ
カバザクラは、「カバノキ科」に属する広葉樹の一種です。日本国内では特に北海道や東北地方などで多く見られます。名前に「桜」が含まれますが、分類上は桜とはまったく別の樹種です。
※カバザクラという名前は、材木業界でカバノキ科の樹木を桜に例えて名付けられた通称です。
お花見の桜
一方で、春に花を楽しむ桜は「バラ科サクラ属」に分類されます。ソメイヨシノやヤマザクラ、シダレザクラなどが代表的です。

見た目や用途の違い
カバザクラ
花ではなく木材としての利用がメインで、特にその硬さや美しい杢目が評価されています。カバザクラの木材は淡いピンク色や明るい色調を持ち、木肌が滑らかで加工性が高いため、フローリングや家具材として広く使われています。
お花見の桜
桜の木は観賞用として植えられることが一般的で、美しい花を咲かせることが主な目的です。一部の品種では木材も利用されますが、材質が柔らかく、傷つきやすい性質があるため、カバザクラのような実用性の高い用途には向きません。
3. 材木としての性質の違い
カバザクラの木材
- 硬くて密度が高く、耐久性が優れています。
- 表面が滑らかで、加工や仕上げがしやすいのが特徴です。
- 鮮やかな淡い色調と優しい杢目が特徴で、特にフローリング材や家具材に最適です。
桜の木材(サクラ属)
- 木材として使われることもありますが、主に装飾品や伝統工芸品の一部に使用されます。
- 柔らかく加工はしやすいものの、耐久性が低いため、床材や構造材としては適していません。
- 材木として利用されるのは特定の種類(例えばヤマザクラ)に限られます。
名前が混同される理由
カバザクラという名前には、以下のような由来があります。
- 桜に似た色調や風合い
カバノキ科の木材は淡いピンク色を帯びることがあり、桜の木材に似た美しい見た目を持つため「カバザクラ」という名前が付けられたとされています。 - 商業的な理由
桜という名前の方が親しみやすく、高級感を連想させるため、業界でこのような名称が使われるようになりました。ただし、桜とは異なる樹種であることは明確に区別されています。
お花見の桜を木材に利用しない理由
お花見の桜(ソメイヨシノやシダレザクラなど)は、木材として利用されることはほとんどありません。その理由は以下の通りです:
- 寿命が短い
桜の木は寿命が短く、朽ちやすいため、大きな木材として活用するのが難しいです。 - 木質が不安定
桜の木は、割れやすく、耐久性に乏しい性質があります。 - 観賞用が主目的
桜は景観を楽しむために植えられることが多く、木材として伐採されることは少ないです。
まとめ

カバザクラは名前に「桜」と付いていますが、分類上も性質上も春に花を咲かせる桜(サクラ属)とは異なる木材です。カバザクラはその硬さや美しさから、無垢フローリングや家具材として重宝される一方、お花見の桜はその花の美しさを楽しむために存在しています。
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