入居前のDIY塗装で仕上げる、無垢のある暮らし
今回ご紹介するのは、兵庫県神戸市灘区にある分譲マンションのリノベーション物件。
採用された床材は、アカシア ユニ 無垢フローリング【ラスティック】15×90×1820mm 無塗装です。

このリノベーションでは、フローリングの施工後、お施主様ご自身が現場にて塗装を行うというスタイルを選択されました。使用された塗料は、「ワトコオイル W-11 ドリフトウッド」。
床材に合わせて塗装色を選び、プロのアドバイスを受けながら、自分の手で仕上げていく――そんな住まいへの愛着が深まる素敵な事例です。

無垢フローリング×DIY塗装という選択
無塗装のまま納品する理由とは?
多くの方が「フローリングは塗装済で届くもの」と思われるかもしれませんが、実は無垢フローリングを“無塗装”で納品するケースは少なくありません。
その理由は、
- 入居前に好みの塗料で自分の好みに仕上げたい
- 空間全体の雰囲気に合わせた色味に調整したい
- 自然塗料でナチュラルに仕上げたい

など、ライフスタイルに合わせて“自分らしく”カスタムできるからです。
今回のように、施工後にお施主様と一緒に塗装を行うスタイルは、手をかける贅沢を楽しみたい方にとって理想的な選択と言えるでしょう。
ワトコオイル W-11 ドリフトウッドを選んだ理由
この現場で使用したのは、ワトコオイル W-11 ドリフトウッド。
英国生まれの自然塗料で、木の導管に深く浸透しながらも、木肌の美しさや手触りを損なわないのが特徴です。

ドリフトウッドというカラーは、落ち着いたグレー味のある色合いで、アカシアの濃淡ある杢目と見事に調和します。
ナチュラルすぎず、モダンすぎず、「大人のヴィンテージ感」を演出できるおすすめの色味です。
塗装にあたってのアドバイスも丁寧にサポート
エコロキアでは、無塗装材をご採用いただく際に、塗料の選定や施工方法について丁寧にアドバイスを行っております。
- どの塗料が自然素材に適しているか
- 下地処理や塗布の順序
- 重ね塗りの注意点
- 乾燥時間や仕上がりイメージの見極め方
こうした細かな点もお施主様と一緒に確認しながら作業することで、失敗なく、そして納得のいく仕上がりになります。
無垢フローリングに塗装する前に知っておきたいこと
無塗装?オイル?ウレタン?何が違う?
無垢フローリングは塗装仕上げによって、その表情も性能も大きく変わります。以下に簡単にまとめます:
| 仕上げ | 特徴 | メンテナンス頻度 |
|---|---|---|
| 無塗装 | 木そのものの質感を楽しめるが汚れやすい | 高頻度 |
| 自然塗料(オイル) | 木に浸透しつつ呼吸性を保つ。しっとりした手触り | 数年ごとに再塗装 |
| ウレタン塗料 | 表面をコートし耐水・耐汚性が高い。つやあり/なしあり | ほぼメンテナンス不要 |
| ワックス | やや滑りやすいが自然なツヤ感。簡易メンテに | 月1回〜季節ごと |
それぞれの仕上げにはメリット・デメリットがあり、生活スタイルや好みに合わせて選ぶことが大切です。
施工後すぐに塗らないとダメ?
無塗装材は、施工後できるだけ早めに塗装することをおすすめします。無塗装の状態で長く放置すると、手垢や埃が染み込みやすくなり、塗装ムラや色の沈着の原因となります。
その意味でも、今回のように施工後〜入居前の期間にお施主様自身で塗装するというのは、理想的なタイミングです。

