ウッドデッキを「セカンドリビング」として使いたい…と云う方の中で、時々屋内のリビングに使用している無垢フローリングと屋外に使用するウッドデッキを同じものにして統一感を出したい!…とのご希望を聞きます。
出来ないコトはありませんが…あまりオススメではありません。
その理由は、
- 殆どの屋内用の無垢フローリングを太陽光や風雨に晒される屋外で使用すると、割れる、反る、捻じれる、縮む、色褪せる、腐る、虫に喰われる。
- ウッドデッキは水はけを良くするために板と板の隙間を5~10mm程度開けて施工するため、そもそも同じ樹種だとしても見た目が違う。
- 屋内と屋外では環境が異なり経年変化での違いが顕著で、同じ雰囲気なのは最初の1ヵ月程度。
…とロクなコトはありません。
まぁそれでもヤル!…と云う方は屋内用の無垢フローリングを屋外で使用するのではなく、屋外用のウッドデッキと同じ材の無垢フローリングを屋内に使用するコトが唯一の方法かも知れません。
ここまでネガティブなコトを書いて於いて、本日はウッドデッキとして使用されているハードウッドでサネのある無垢フローリングをご紹介したいと思います。
アピトン


またの名をクルイン、ヤン、チュティール 、カインなどと呼ばれ、トラックの荷台に使用されるコトでもお馴染みのアピトン。
土足なら良いのですが、樹脂多めのためヤニ留めシーラーをしてからウレタン塗装をする方が賢明かもです。
アマゾン ジャラ


赤褐色で無垢フローリングとしても非常に美しいアマゾン ジャラ。しかし経年変化による褪色がかなり早めの樹種なのでウッドデッキの方に対策が必要。
グラピア


数あるハードウッドの中では比較的比重が軽くアジアンウォルナット並み。また殆どのハードウッドが濃い色調ですが比較的明るいイエロー。
クマル


イペやチークに似ており、屋内の無垢フローリングとしても非常に美しい材ですが、こちらも太陽光によって白銀化が進みやすい樹種なので日陰なら…。
セランガン バツ


セランガン バツは比較的供給量が安定しており、不動の人気を誇るウッドデッキですが、屋外ではササクレるコトも多いので素足では不可。
…とウッドデッキと無垢フローリングを統一できる樹種のラインナップになっております。
しかし「ハードウッド」と名乗る樹種、当然非常に硬く、冷えやすいので、屋内でも土足で使用するか、冬場は分厚いスリッパが必要になるでしょう。
またウッドデッキは紫外線の影響で色調が変化してしまうため、塗装で少しでも褪色を遅らせる保護が必要です。
屋内の無垢フローリングと屋外のウッドデッキの両方に使用できる屋内外兼用の自然塗料もU-OILやリボスなどから出ているのでそのあたりも活用すると良いでしょう。
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