島根県出張で山陰の美食に舌鼓…だけではなく、もちろん木のコトも時間の許す限り楽しんできました。
三瓶小豆原埋没林公園で太古の神代杉に出会えたコトも感動ですが、今回ご紹介する命主社のムクノキも島根県の魅力のひとつと云っても過言ではないでしょう。
命主社とは「いのちのぬしのやしろ」と読み、正式名称は「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」で、神皇産霊神(かみむすひのかみ)と云う日本神話で、天地開闢(てんちかいびゃく)※世界の始まり のとき、高天原(たかまがはら)と云う「古事記」の冒頭「天地(あめつち)のはじめ」に登場する神々の生まれる場所・天津神の住まう場所に出現した神で天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)とともに造化の三神のひとりを祀っています。
そんな霊験灼然な凄いところですが、出雲大社拝殿の手前の銅の鳥居から東側に逸れて、七口門から出て、社家通りを200m程進んだ場所にあり、あまり知られておりません。
まぁ僕自身もこの巨樹巨木巡りの趣味がなければ境外摂社なので見逃していたと思います。










さて、こちらのムクノキは伝承では樹齢1000年を超しており、樹高は約23m、幹囲は5.9mですがゴツゴツとしたお姿は数値以上の迫力があり、特に地を這う板根が生命力の強さを物語っております。
この命主社は神皇産霊神が祀られていると書きましたが、この神様は生成の霊力を持つと云われており、何度も兄弟たちに謀殺された大国主命(おおくにぬしのみこと)を蘇生したと云う伝承があり、このムクノキの生命力も何か神通力が…。
| 名称 | 命主社のムクノキ |
| 樹種 | ムクノキ |
| 所在地 | 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東185 |
| 樹齢 | 1000年以上 |
| 樹高 | 23.0m |
| 幹囲 | 5.9m |
| 登録 | 出雲市指定天然記念物 新日本名木100選 |
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