今回ご紹介するのは長野県上伊那郡辰野町にあるシダレグリが自生している一帯で国指定天然記念物に登録されています。
以前このブログでご紹介した滋賀県湖にある平松のウツクシマツ自生地と同様に様々な地域にこの「自生地」で天然記念物に登録されている史跡が数多くあります。
普段訪れている巨樹、巨木は木に興味がない人が見ても、その巨大で威風堂々とした佇まいや、凛とした存在感を感じることが出来るのですが、自生地はその植物がその地に自生していることがなぜ珍しいのか分からなければ、なぜ天然記念物に指定されているのかも分かりませんし、何が凄いことなのかも分かりません。
シダレグリはブナ科クリ属ニホングリの変種で、通常は単独で生育するのでこのように群生していることが珍しいそうです。






















現地の看板を見て勉強になるなぁ…とマニアックに楽しんでおりましたが全く人の気配のない山の中、そして周りには異形のシダレグリ。
この好天気ではなく、曇天だったらさぞおどろおどろしい雰囲気ではないかと思います。
日本にはシダレグリの自生地が小野のシダレグリ自生地を含めて5か所あるそうですが、ここが最大規模で800本もの奇形変種クリが自生しており、昔の人が夜にこのシダレグリの自生地に迷い込んで天狗に囲まれていると錯覚して付近一帯を天狗の森と呼び恐れていたそうで、妄想を膨らませるにはなかなか面白い場所ではないでしょうか。
因みにコロナ禍の平日の真昼間だったので誰も居ませんでしたが、こちらのしだれ繰り森林公園はオートキャンプ場やバーベキュー、パターゴルフなどもあり、シダレグリの自生地に興味がなくとも充分楽しめそうです。
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