上沢寺のオハツキイチョウ
先日このブログでご紹介したばかりの本国寺のオハツキイチョウから国道52号線を北へ約1kmの距離にある上沢寺のオハツキイチョウをご紹介致します。
前回の本国寺のオハツキイチョウの際にも書きましたが、オハツキイチョウと云う変種のイチョウは全国に約20本ほどしか存在が確認されておらず、そのうち7本が国指定天然記念物に登録されており、なんとそのうち3本がこの山梨県身延町にあるのですが、それもこんなに近くあると云うのは何か気候や土壌に影響があるのかも知れませんね。
因みに本国寺のオハツキイチョウ、上沢寺のオハツキイチョウ、そしてもう1本は富士川を挟んだ東側にある八木沢のオハツキイチョウですがコチラは時間がなく訪れることができなかったので、今年の秋ごろに再訪問したいところです。
上沢寺のオハツキイチョウ 写真集

















この上沢寺のオハツキイチョウは明治24年に初めてこの変種が学界に発表されたイチョウで非常に貴重な木ですが、平成30年9月30日の台風24号によって倒壊してしまって現在ではこのように寝ころんだ姿になってしまっているそうです。
因みにこの上沢寺のオハツキイチョウには「逆さイチョウ」の別名があり、今こそ倒壊して逆さまになっていますが、在りし日は枝の乳頭が下方向に垂れ下がっている様子から「逆さイチョウ」と呼ばれていたそうで、今では「横伏しの大イチョウ」と呼ばれています。
また「毒消しイチョウ」と云う別名もあり、この木にはその昔日蓮上人を毒殺しようとした悪い坊主たちから救った白い犬の伝説があり、オハツキイチョウの実が犬の犬歯に似ているコトからそのような言い伝えがあるそうです。

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