人工木の進化が止まらない
これまでウッドデッキといえば、天然木か、または木粉と樹脂を混ぜた「人工木(WPC)」が主流でした。
しかし、近年登場した「共押出(Co-extruded)人工木デッキ」は、従来の人工木の弱点を克服し、耐久性・意匠性・質感すべてを一段上のレベルに引き上げています。

中央の中空構造は軽量性を重視したタイプ、下段の共押出タイプは外層をポリマーで覆い、耐候性・耐汚染性を高めた最新モデルです。
現在、エコロキアではこの共押出デッキを受注生産にて承っており、さまざまなカラーと質感からお選びいただけます。
この記事では、プロの視点からその特長と魅力を詳しく解説します。
共押出(Co-extruded)人工木とは?
「共押出」は“二層構造”の人工木
共押出(Co-extruded)とは、英語の “Co(共に)+Extrude(押し出す)” から生まれた言葉です。その名の通り、2種類の異なる素材を同時に押し出すことで成形された人工木のことを指します。
- 内層(コア):木粉と樹脂を混合したWPC素材
- 外層(シェル):高耐候性ポリマー(HDPEなど)による保護層
この外層がまるで「鎧(よろい)」のようにコア材を包み込み、
紫外線・雨・汚れ・湿気から素材をしっかり守ります。
従来の人工木との違い
1. 色あせ・汚れへの強さ
従来の人工木は、木粉が表層に露出しているため、
長年の使用でどうしても色あせや黒ずみが発生してしまいました。
一方、共押出タイプは外層に高耐候ポリマーを使用することで、紫外線や雨による退色を大幅に軽減。
さらに、汚れが染み込まず、掃除も水洗いだけで簡単に済みます。
2. 触感と見た目のリアルさ
最新の共押出デッキは、表面に木目エンボス加工を施すことで、光の反射や陰影がまるで天然木のような表情を見せます。
素手で触れたときの質感も自然で、人工的な“プラスチック感”がほとんどありません。
3. 構造の強さと軽さの両立
内部は中空構造となっており、軽量でありながら強度も確保。
特に高温多湿の日本では、湿気による膨張や変形が起きにくく、施工後も長期にわたって美しい状態を維持します。
共押出人工木のデザインバリエーション
豊富なカラー展開でデザイン自由度が向上
エコロキアが取り扱う共押出デッキは、受注生産品のため、現場のデザインや空間のトーンに合わせて柔軟にカラーを選べます。
ラインナップの一例

天然木のようなリアルな木目エンボス仕上げで、グレー・ナチュラルブラウン・レッドブラウンなど豊富なデザインが選べます。
- アーバングレー
- ナチュラルブラウン
- チーク
- ウォルナット
- レッドウッド
- コーヒーブラウン
- ホワイトウッド など
住宅だけでなく、店舗・商業施設・ホテル・テラスなど、
さまざまな空間デザインに調和するカラーバリエーションが魅力です。
リアルな木目表現で天然木に近づく
従来の人工木では再現しづらかった「杢目(もくめ)」の立体感も、共押出タイプでは表層のエンボス加工技術によってリアルに再現。
見る角度や光の当たり方によって陰影が変化し、まるで天然木のような奥行きが生まれます。
耐久性とメンテナンスのバランス
屋外使用に最適な高耐候性
外層ポリマーが雨や紫外線をブロックするため、
従来の人工木で起こりがちな色ムラ・白化・ひび割れがほとんど発生しません。
加えて、吸水率が低く、湿気やカビにも強いため、
海辺や高湿度地域でも安心して使用できるのが大きな特長です。
お手入れは水洗いだけでOK
表面が汚れても、中に汚れが染み込まないため、
デッキブラシや高圧洗浄機で軽く洗い流すだけで清潔に保てます。
メンテナンスにかかる手間やコストを大幅に削減できます。
施工とコスト面
従来型よりやや高価、でも長期的にお得
共押出人工木は、製造工程が複雑で素材も高品質なため、価格は従来の人工木より約1.2〜1.5倍程度高くなる傾向があります。しかし、長期的に見れば、再塗装や交換の頻度が減るため、トータルコストではむしろ経済的です。
軽量設計で施工もスムーズ
中空構造により軽量で、施工時の負担が少ないのも魅力。
現場での加工性も良く、従来型と同様の金具システムで取り付け可能です。
共押出人工木は次世代の標準へ
従来の人工木が「木の代替」だった時代はもう終わり。
共押出(Co-extruded)人工木は、木の美しさを超えた新素材として、これからのエクステリアデザインに欠かせない存在となりつつあります。
- 色あせしにくく、美しさが長持ち
- 汚れが付きにくく、お手入れが簡単
- 豊富なカラーとリアルな木目でデザイン性抜群
- 高耐候で、雨にも紫外線にも強い
エコロキアでは、共押出人工木デッキを受注生産にて承っております。
カラー・サイズ・仕上げなど、プロジェクトに合わせたカスタム対応も可能です。
お気軽にご相談ください。


コメント