お役立ち情報ファー(モミ / 樅)

諏訪大社の御柱のお箸

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昨日は日帰り出張で長野県松本市へ。

神戸市内から片道約400km、約6時間の旅で本当は1泊して巡りたいところもたくさんあったのですが本日は事務所に出勤が僕ひとりのためとんぼ返り。

現地に到着して2時間ほど時間が空いてしまい、折角なので何処かに行こうと云うコトになり諏訪大社に行ってみました。

諏訪大社は諏訪湖周辺に上社(かみしゃ)の本宮(ほんみや)、前宮(まえみや)、そして下社(しもしゃ)の秋宮(あきみや)、春宮(はるみや)の四宮があり、流石に全部を巡る時間はないので上社の本宮に行ってみました。

正直、出雲大社や伊勢神宮のような広くて賑やかなイメージをしていたのですが、諏訪大社は思いのほかコンパクトでお土産物店や屋台なども少なく地味な印象でしたが、流石は古事記の中にも登場する由緒正しき神社なので高樹齢のスギやケヤキがたくさんあり圧倒されるような厳かな雰囲気に包まれています。

本宮の四隅に御柱(おんばしら)と呼ばれるモミの木の柱があり、7年に1度「式年造営御柱大祭」と呼ばれる神事が1200年以上続いているそうで、宝殿を造り替え、モミの木を山から曳き、境内に建てるそうです。

先ずは大鳥居の前にある本宮一之御柱。

そして東参道から入って長廊のすぐ右側に本宮二之御柱。

残念ながら工事中と時間がなかったため三之御柱と四之御柱は発見できず出ることになりましたが、この御柱を使ったお箸が授与所で販売されていたので購入。

モミの木はキリスト教でも常緑針葉樹で冬でも枯れることなく「生命の象徴」としてクリスマスツリーにも用いられており、宗教は違えどこうやって御柱として大切にされているのだと思うと何だか感慨深いものがあります。

無信心者ではありますが何だかありがたいご利益がありそうなので次のお正月の祝箸に使いたいと思います。

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