無垢フローリングに塗る塗料にはたくさんの種類があり、大きく分けてウレタン樹種系の塗料か、オイル仕上げに分けられ、更にオイル仕上げでも主成分が亜麻仁油やひまわり油、荏油、大豆油など様々な種類があります。
塗料メーカーそれぞれの思想や性能、価格などこちらも様々で、有名どころのコレを塗ってりゃ間違いない!…と云うのもこだわりの無垢フローリングには味気ない気がします。
今回、塗装される無垢フローリングはアジアンウォルナット、数ある無垢フローリングの樹種の中でもトップクラスに硬く密度の高い樹種になります。
固く密度の高い樹種が相手なら、エコロキアではどんな塗料を使うか…と云うと浸透性に優れ乾燥に時間のかかる塗料の方が良いと思っています。
そんなワケで久々にターナー色彩のエシャ カラーオイル F-70 クリアをチョイスしてアジアンウォルナットの無垢フローリングに塗装。

エシャ カラーオイルは亜麻仁油を主成分としたオイルフィニッシュで、粘度はやや高く、乾燥も遅いため作業性はイマイチですが、しっかり木材の内部まで塗料が浸透して保護する塗料です。

乾燥するとツヤの抑えられたナチュラルな仕上がりとなります。
まぁ「こだわり」と云うヤツで、有名どころの塗料を塗っても体感できるような性能差はありませんし、仕上がってしまうと他のオイルフィニッシュと混ぜられてしまえば判別は出来ないのですが、こう云う些細なコトも「こだわり」を持ってチョイスしていくと知識も増えますし、新しい発見もありますよ。

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