本日は某所で某メーカーさんが販売して、某工事業者が施工をした人工木デッキがトラブルになっているとのコトで張替えのご相談を頂き現調に行って来ました。
施工現場を拝見させて頂き、確かに人工木が反り上がって、マルチポストを持ち上げてしまっているようで、これだけを見ると反ってしまった人工木が悪かった…と云う判断にはなりますが、床下を確認すると根太がおよそ455mmピッチとかなり飛ばしており、施工指示書を確認すると根太のピッチは300～350mm（鋼製ハット根太の場合）とあり、今回の現場では更に樹脂根太を使用しているので、それはそうなるだろう…と思います。
今回の場合、ウチは某メーカー側でも某工事業者側でもない、あくまで中立的な立場でフェアにジャッジさせて頂きましたが、こういうのはどちらかに角が立ってしまうので極力首を突っ込まない方が賢明なのでしょう。
しかし結構こう云う類のご相談は多く言葉を慎重に選びます。
今回はこの人工木を販売した某メーカーさんの製品不良と云う方向で話が進んで行ってしまっているようで、まぁエコロキアの製品ではないし、施工した工事業者でもないから…と他人事のように云えれば良いのですが、ウチのような小さな会社は販売させて頂く先のパワーバランスで責任を押し付けられてしまう恐れはどこに潜んでいるか分かりませんし、実際に過去に苦い思いもいくつか経験しているのでキッチリと施工をさせて頂こうと思います。
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