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日光寺の夫婦柏槇樹(にっこうじのめおとびゃくしんじゅ):兵庫県南あわじ市

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日光寺の夫婦柏槇樹

本日ご紹介するのは兵庫県南あわじ市にある西山浄土宗の寺院「日光寺」の境内にある「夫婦柏槇樹」です。

ビャクシンとはヒノキ科ビャクシン属の常緑高木でイブキ(伊吹)やシンパク(真柏・槇柏)などとも呼ばれています。

日光寺の夫婦柏槙樹 写真集

因みに「マキ(槇)」のイヌマキやコウヤマキ、ブナ科の「カシワ(柏)」とは関係ありませんが、この「かしわ(柏)」にはヒノキやサワラ、そしてイブキなどヒノキ科の植物を指す意味もあるそうでなかなかややこしい…。

さて、この夫婦柏槇樹ですがその名の通りまるで2本が肩を寄せ合っているような姿をしており、「男女和合(性の営み)」、「子宝成就」のご利益があると立派な石碑に彫られています。

因みにその石碑と、木製の看板には「天然記念樹」と記されておりますが残念ながら特に指定はされていないようです。

しかし淡路島内では非常に古くご神木として大切に祀られてきたようで天然記念物として登録されているか否かは問題ではなく、その姿からも大変珍しいビャクシンです。

日光寺の夫婦柏槙樹 詳細

名称日光寺の夫婦柏槙樹
樹種イブキ
所在地〒656-0307 兵庫県南あわじ市松帆櫟田196
樹齢約750年以上
樹高約20.0m以上
幹囲約5.7m以上
登録

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