今回ご紹介するのは湯梨浜町指定天然記念物に登録されている松崎神社社叢にあるご神木のスダジイです。
因みにこの『社叢(しゃそう)』とは鎮守の森のことを指し、この『鎮守(ちんじゅ)』とは特定の建造物や土地を霊的な疫災から守護する神様のことで、簡単に云うと神社を取り囲む森のことを表しています。
つまり今回の松崎神社を含むこの一帯の森が湯梨浜町指定天然記念物であり、現地の看板によるとシイの大軍を主体として、タブノキ、ケヤキ等の常緑広葉樹が構成しているそうです。









その中でもとりわけ大きくご神木として崇められているものが樹齢350年以上のスダジイで、他とは一線を画すゴツゴツとした瘤の力強いフォルムをしています。
この松崎神社は東郷湖の東側に位置しており、反対側には有名なはあい温泉があるので、その昔は多くの湯治客が長い石畳の階段を登ってお参りに訪れて、東郷湖に沈む夕陽を見ていたのではないでしょうか。
| 名称 | 松崎神社のスダジイ |
| 樹種 | スダジイ |
| 所在地 | 〒689-0711 鳥取県東伯郡湯梨浜町松崎566 |
| 樹齢 | 350年以上 |
| 樹高 | 約13.0m以上 |
| 幹囲 | 約6.2m以上 |
| 登録 | 湯梨浜町村指定天然記念物 |

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