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椋本の大ムク(むくもとのおおむく):三重県津市

ムクノキ

椋本の大ムク

本日ご紹介する巨樹は国指定天然記念物に登録されて、新日本名木100選にも選ばれた椋本の大椋をご紹介致します。

この名前の『椋本』はこのムクノキがある地名であり、このムクノキが由来となっています。

安濃川を見下ろす町の高台の中腹あたりにあり近くに駐車場もあります。

椋本の大ムク 写真集

撮影したのは2015年12月23日で、すっかり落葉してしまってはいますが、覆い被さるように伸びた巨大な樹形は迫力抜群。

鉄柱で支えられてはいますが、紙垂が巻かれたその姿はまさに畏敬の念を感じさせ、大昔から信仰の対象となっていたことが分かります。

因みに平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂の家来のであった野添大膳がいわれのない罪で流刑となりこの木のもとに草庵を作って住んだことが『椋本伝来記』に記されているほどの歴史があり、樹齢は1500年以上と云われています。

椋本の大ムク 詳細

名称椋本の大ムク
樹種ムクノキ
所在地〒514-2211 三重県津市芸濃町椋本
樹齢1500年以上
樹高約16.0m以上
幹囲約9.5m以上
登録国指定天然記念物 新日本名木100選

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