本日ご紹介するのは滋賀県湖南市にある弘法杉。
因みに和歌山県田辺市にも「弘法杉」と呼ばれるスギがあり、両方ともその昔弘法大師が昼食の際に使用した杉箸を地面に刺したものが成長した…と云う伝承があり、田辺市の弘法杉は2本並んでそびえたっていますが、湖南市の弘法杉は1773年に台風で1本折れてしまったそうです。






この弘法杉は旧東海道の道に面しており、東海道五十三次の50番目の宿場の水口宿と51番目の宿場の石部宿の丁度中間あたりに位置しており、1600年前後に宿駅にしていされたので、その当時でも樹齢は300年程度だったので良い目印となっていたのではないかと思われます。
| 名称 | 弘法杉 |
| 樹種 | スギ |
| 所在地 | 〒520-3222 滋賀県湖南市吉永292 |
| 樹齢 | 750年以上 |
| 樹高 | 約26.0m |
| 幹囲 | 約6.0m |
| 登録 | 湖南市指定天然記念物 |

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